念珠づくり

当寺院ではオリジナルの数珠を作ることができます。

20種類以上の珠の中から自分の好みの珠を選び、一つ一つ紐を通していきます。

完成後はお魂入れをします。普段使いのできる可愛い自分だけのお守りとしてお使いいただけます。

お子様用に小さなサイズも作ることができるので、是非親子で参加してください

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数珠とは?

合掌する手に掛け、仏さまと心を通い合わせる法具であり、仏教徒にとっては忘れてはならない必需品です。常にこれを持って仏さまを念じておれば、煩悩(ぼんのう)を消滅し、功徳(くどく)をえるといわれています。念仏を唱えるとき、一声ごとに一玉操って、何回となえたかを数えることに用いたからともいわれます。珠の歴史は古く、お釈迦様がお生まれになる以前からあったとされています。今から3500年以上前にできたバラモン教の聖典に登場してくる毘沙門天、弁財天、梵天は、持ち物として連珠というものを持っていて、それが念珠の原型とされています。念珠が仏教で使われたのはそう古くはないとも言われています。浄土宗の法然上人などは、「身を浄め、手を洗いて、数珠を取れ」と仰しゃっているほどですし、仏さまに向かうときには、数珠を手にするようにと、戒めているのです。数珠は一連、二連と数えます。その種類は、宗派によってちがっています。

 

珠の数は、108が基本です。人間の限りない欲望と執着の量を表します。百八の煩悩です。数珠は、正式には108の珠を基本としていますが、現在では四半分の27玉、108にちなんで18玉などといろいろな形式になっていて、略式の数珠といわれています。数珠玉のうち、房(ふさ)の付いているT字形の穴のあいている玉が親玉といわれ、これが数珠の中心です。親玉の下にはボサ珠と呼ばれるひょうたん型や露型の珠が用いられます。

数珠に関するQ&A

☆違う宗派のお葬式に行くのに自分の宗派の数珠(念珠)を持って行ってもいいのですか?

浄土宗の方でも他の宗派の方でも自分の宗派の念珠でどの宗派のお葬式等でも使ってかまいません。相手の宗派に合わせる必要はないです。

 

☆数珠(念珠)は、何でもないときに持っててもいいのですか?

常に携帯して構いません。珠数を携帯することは、仏様への謝念をあらわします。また、信仰の証です。また、数珠(念珠)は魔除け厄除けとなり、また福を授かると言われます。使っているうちに切れた数珠(念珠)は丁寧に供養してもらいましょう。

 

☆人に珠数を作ったり、買ってあげても良いですか?

人に数珠(念珠)を与えることは、その人に法緑を与え功徳を施すことになります。大変良いことです。